Qwant触ってみたが、結構面白いかも #2013七04Qwant欧州検索エンジン_平成フランス史ざっくり解説 #三25

Qwant触ってみたが、結構面白いかも

 Qwantは、フランスが開発した検索サイト。
 設計思想はアンチグーグル。

 これだけだと、多くある検索サイトのひとつだが、クワントには、ブックマークとボードという機能が組み込んであり。いうなればピンタレストとはてなブックマークを組み込んだサービスといえる。

 検索エンジンとしての能力は?さっくり触った限りでは、不便は感じなかった。そこそこ使えるのでは?

 ボードを埋め込めるのも面白いっちゃ面白い。このブックマークもSEO反映されるならいろいろできそうだが。アプリの中身はFirefox?


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出来事意義・影響
2011年5月フランス・ニースでQwantを創業。創業者はÉric Léandri、Jean-Manuel Rozan、Patrick Constant。「欧州版Google」を目指し、プライバシー保護を重視する検索エンジンとして開発開始。 (ウィキペディア)
2013年2月ベータ版を15か国・35言語で公開。Qwantが一般公開され、欧州市場への参入を開始。 (ウィキペディア)
2013年7月正式版を公開。商用検索サービスとして本格運営を開始。 (ウィキペディア)
2013~2014年独自インデックス開発を掲げる一方、実際にはMicrosoftのBing APIを広く利用。独立検索エンジンを目指しつつも、当初はBingへの依存が大きかった。 (ウィキペディア)
2014年6月Axel Springerが約20%出資。欧州メディア企業から大型投資を受け、ニュース検索やインデックス開発を強化。 (ウィキペディア)
2015年UIを全面刷新。ユーザー体験を改善し、「フランス版Google」として知名度が向上。 (ウィキペディア)
2016年European Investment Bankが2,500万ユーロ融資を決定。欧州全域への事業拡大を後押し。 (ウィキペディア)
2017年Caisse des Dépôtsなどから1,850万ユーロを調達。フランス政府系資本が参画し、「デジタル主権」の象徴的企業となる。 (ウィキペディア)
2018年Version 4公開。ロゴ・UIを刷新。モダンな検索エンジンへリニューアル。 (ウィキペディア)
2018年French Ministry of the Armed Forcesが標準検索エンジンとして採用。政府・公共機関への導入が本格化。 (ウィキペディア)
2019年サーバー基盤をMicrosoft Azureへ移行すると発表。プライバシー重視を掲げながらMicrosoftクラウド利用を巡り議論が起こる。 (ウィキペディア)
2019年Bing依存や技術面への批判が強まる。「独立検索エンジン」と実態とのギャップが問題視される。 (ウィキペディア)
2020年CEOがJean-Claude Ghinozziへ交代。組織再編・拠点閉鎖を実施。経営再建フェーズへ移行。 (ウィキペディア)
2021年EU全域で利用可能となり、Androidの検索エンジン選択画面にも採用。欧州でのプレゼンスを拡大。 (ウィキペディア)
2023年プライバシー企業との共同調査などを開始。「プライバシー保護ブランド」としての発信を強化。 (ウィキペディア)
2024年11月Ecosiaとの共同事業「European Search Perspective」を発表。欧州独自の検索インデックス構築を目指す大型プロジェクトが始動。 (ウィキペディア)
2025年QwantとEcosiaが欧州検索インフラ「Staan」の初期基盤を公開。Google・Bing依存から脱却する欧州検索インフラ構築が本格化。 (Reddit)

Qwantの歴史を大きく分けると

時期特徴
2011〜2013創業・サービス開始
2014〜2018大型資金調達と急成長、「欧州版Google」を掲げる時代
2019〜2021Bing依存や経営問題が表面化し、再建フェーズへ
2022〜現在「欧州デジタル主権」を掲げ、Ecosiaと共同で独自検索インフラ構築へ転換 (ウィキペディア)


2026年のQwantは、「検索エンジン企業」から欧州デジタル主権(Digital Sovereignty)の象徴的インフラへと位置づけが大きく変化した年となっています。

時期活動意義
2026年6月欧州議会がデフォルト検索エンジンをGoogleからQwantへ変更EU機関が公式にQwantを採用し、「欧州製デジタルサービス優先」の象徴的な事例となった。(Reuters)
2026年6月4日欧州議会のMicrosoft Edge・Mozilla FirefoxでQwantが標準設定に約720人の欧州議会議員に加え、数千人のスタッフの標準検索環境となった。利用者は他の検索エンジンへ変更することも可能。(Reuters)
2026年「Buy and Use European(欧州製を購入・利用する)」政策の一環として位置付け欧州委員会が推進する半導体・クラウド・AI・ソフトウェアの欧州自立戦略と歩調を合わせる存在となった。(Reuters)
2026年プライバシー重視検索エンジンとして再評価「ユーザー追跡を行わない欧州検索エンジン」というブランドが、技術主権政策と結び付いて評価された。(Euractiv)
2026年Ecosiaとの共同検索インフラ構想を継続2024年に開始した共同インデックス開発を引き続き推進し、Google・Bingへの依存を減らす長期戦略を継続。(ウィキペディア)

2026年の最大のニュース

最も注目された出来事は、欧州議会がGoogleではなくQwantを標準検索エンジンとして採用したことです。

背景にはEUが進める「デジタル主権」政策があります。

  • 米国プラットフォームへの依存を減らす

  • 欧州企業のクラウド・AI・検索サービスを優先利用する

  • 公共機関でプライバシー重視のサービスを採用する

という方針の象徴的な施策として実施されました。(Reuters)

位置づけの変化

Qwantの歩みを整理すると、次のような変化が見えてきます。

時代Qwantの位置づけ
2011〜2018「フランス発のGoogle対抗検索エンジン」
2019〜2023経営再建・Microsoft Bing依存からの脱却を模索
2024〜2025Ecosiaとの共同検索インデックス開発を開始
2026EUのデジタル主権政策を支える公共インフラの一つ (Reuters)

2026年は、Qwantが単なる検索サービスではなく、EUの技術・経済・政策戦略の中で「欧州独自のデジタル基盤」を担う存在として位置づけられた転換点といえます。

Qwantは3人の共同創業者によって設立されました。それぞれが異なる専門性を持ち寄り、「欧州発のプライバシー重視検索エンジン」を目指したことが特徴です。(ウィキペディア)

人物専門分野Qwantでの役割
Éric Léandriコンピュータセキュリティ、ネットワーク技術ビジョン・経営
Jean-Manuel Rozan金融・投資資金調達・事業戦略
Patrick Constant検索エンジン技術検索基盤・情報検索技術

Éric Léandri(エリック・レアンドリ)

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Éric Léandriは、Qwantの構想を主導した人物です。

  • コンピュータセキュリティとネットワークの専門家。

  • 通信・ソフトウェア企業での経験を経て起業家となる。

  • 2009~2010年頃、Googleがユーザー追跡を強化する方向へ進んだことを問題視し、「検索エンジンは利用者を監視すべきではない」という思想からQwantを構想しました。(欧州投資銀行)

  • 「検索結果の中立性(Neutrality)」と「プライバシー保護」をQwantの理念として打ち出しました。

  • 2013年からCEOを務めましたが、2020年の経営再編で退任しました。(ウィキペディア)

Jean-Manuel Rozan(ジャン=マニュエル・ロザン)

Jean-Manuel Rozanは、金融・事業開発を担当した共同創業者です。

  • 元トレーダー・金融業界出身。

  • Qwantでは資金調達や投資家との交渉、事業戦略を担当しました。

  • 欧州企業や政府系投資家とのネットワーク構築に大きく貢献し、Axel Springerや政府系ファンドからの資金調達を支えました。(欧州投資銀行)

  • 「Googleとは異なる欧州型検索エンジン」というビジネス戦略の推進役でもありました。(欧州投資銀行)

Patrick Constant(パトリック・コンスタン)

Patrick Constantは、検索技術を提供したエンジニア・起業家です。

  • 情報検索企業Pertimmの創業者。

  • Pertimmは企業向け検索システムを長年開発しており、企業内検索やEC検索などの分野で実績を持っていました。

  • Qwantでは検索インデックスやランキング技術など、検索エンジンのコア技術面を担当しました。(欧州投資銀行)

3人の役割分担

創業者強みQwantへの貢献
Éric Léandriセキュリティ・ネットワークビジョン、CEO、技術戦略
Jean-Manuel Rozan金融・投資資金調達、経営、事業開発
Patrick Constant情報検索・検索エンジン検索アルゴリズム、検索基盤技術

Qwant創業チームの特徴

この3人は、それぞれ異なる専門性を補完し合っていました。

  • Éric Léandriが「プライバシーを守る検索エンジン」という理念を提示する技術ビジョナリー。

  • Jean-Manuel Rozanが資本政策や事業拡大を担う経営・金融担当。

  • Patrick Constantが検索エンジン技術を提供するエンジニア。

この組み合わせによって、Qwantは単なるスタートアップではなく、「欧州のデジタル主権」を象徴する検索エンジンとして成長する基盤を築きました。ただし、その後は独自インデックスの構築やMicrosoft Bingへの依存、経営体制などを巡る課題にも直面し、2020年以降は経営陣の交代や事業再編が進められています。(ウィキペディア)はい。Qwant の正式版(stable / final version)の公開日は 2013年7月4日です。

つまり、テーブルの「2013年7月 正式版を公開」は 2013年7月4日 を指します。

公開日

正式版公開

2013年7月4日

根拠

“in its final version on 4 July 2013 in its French localization.”

(英語版WikipediaのQwant History節)

en.wikipedia.org

“il 4 luglio 2013 in versione stabile”

(イタリア語版Wikipedia)

it.wikipedia.org

Qwant初期リリースの流れ

日付出来事
2011年5月25日Qwant設立
2013年2月16日ベータ版公開(15か国・35言語)
2013年7月4日正式版(stable / final version)公開

したがって、以前の年表をより正確に書くなら、「2013年7月4日:Qwant正式版を公開」となります。

その表示が出る場合、Qwantがあなたのアクセス元を「サービス対象外の国」と判定している可能性があります。

ご来店ありがとうございました(Thanks for stopping by)残念ながら、あなたの国ではまだ利用できません。」というメッセージは、Qwantが一部の国・地域からのアクセスを制限している際に表示されるものです。

考えられる原因は次のとおりです。

  1. 日本が現在の提供対象外になっている

    • 以前は日本から利用できた時期もありましたが、現在は提供地域を欧州中心に絞っている可能性があります。

  2. IPアドレスによる地域判定

    • 日本国内からアクセスしていても、VPNやプロキシ、企業ネットワーク経由の場合、別の国として判定されることがあります。

  3. 段階的なロールアウト

    • 新しいQwantのサービスでは、EU圏や一部の国のみを対象に公開し、それ以外の国では待機画面を表示しているケースがあります。

確認してほしいこと

  • VPNを使っていますか?

    • 使っている場合はオフにして再度アクセスしてください。

  • アクセス先はどちらですか?

    • https://www.qwant.com

    • それとも別のURL(例:ベータ版や新サービス)でしょうか。

  • ブラウザの言語や地域設定をEUに変更しても、IPアドレスが日本であれば利用できない場合があります。

もし可能であれば、その画面のスクリーンショットまたはアクセスしているURLを教えてください。どのQwantサービスで表示されているメッセージなのかを特定して、原因を詳しく調べます。

Staanは、QwantとEcosiaが共同開発した欧州独自の検索インフラです。

正式名称は Search Trusted API Access Network で、GoogleやMicrosoft Bingへの依存を減らし、ヨーロッパ独自の検索基盤を構築することを目的としています。(Archimag)

背景

2024年、フランスのQwantとドイツのEcosiaは、共同出資会社 European Search Perspective(EUSP) を設立しました。

それまで両社は検索結果の多くをGoogleやBingから提供してもらっていましたが、

  • API利用料金の上昇

  • 米国企業への依存

  • AI時代の検索インフラ確保

  • 欧州デジタル主権(Digital Sovereignty)

といった課題から、自前の検索インフラ構築を決定しました。(WIRED)

Staanとは何か

Staanは、単なる検索サイトではありません。

インターネットを巡回し、Webページを収集・インデックス化し、それをAPI経由で提供する検索バックエンドです。

概念図にすると次のようになります。

                Webサイト
                    │
            クローラー(Crawler)
                    │
            インデックス(Index)
                    │
         ┌──────────────┐
         │    Staan API   │
         └──────────────┘
           │            │
        Qwant       Ecosia
           │            │
        ユーザー検索結果

つまり、利用者が直接「Staan」を使うのではなく、QwantやEcosiaなどの検索サービスがStaanを利用して検索結果を表示します。(Archimag)

構成

役割
クローラー世界中のWebページを巡回して取得
インデックスページ内容を検索可能な形で保存
Ranking検索順位を決定
API(Staan)検索結果を外部へ提供
検索サービスQwant・Ecosiaなどがユーザー向けに表示

AI時代を意識した設計

Staanは検索エンジンだけではなく、AI向けデータ基盤としても利用できるよう設計されています。

例えば、

  • AI検索

  • RAG(Retrieval-Augmented Generation)

  • AIエージェント

  • Web検索API

などがStaanを利用できることを想定しています。QwantではすでにAI検索要約機能の一部でStaanを利用しており、EcosiaもAI機能への活用を計画しています。(TechCrunch)

Google・Bingとの違い

項目Google/BingStaan
運営米国企業欧州共同事業(EUSP)
ホスティング世界各地欧州内
GDPR対応対応GDPRを前提に設計
APIGoogle API・Bing APIStaan API
主な利用者Google、MicrosoftQwant、Ecosia(将来的には他社も想定)

なぜ注目されているのか

Staanが重要視される理由は、「検索サービス」ではなく検索インフラを欧州で所有しようとしている点にあります。

従来は、

検索サービス
      │
Google/Bing API
      │
Google・Microsoft

という構造でした。

Staanでは、

検索サービス
      │
   Staan API
      │
European Search Perspective
      │
欧州独自インデックス

という構造を目指しています。

つまり、検索結果の生成基盤そのものを欧州企業が保有することで、米国企業への技術的・経済的依存を減らそうとしているのです。(WIRED)

AI時代には、LLMやAIエージェントがリアルタイムWeb情報を取得するための検索基盤が重要になります。そのためStaanは、単なる「Google対抗検索エンジン」ではなく、欧州版のオープンな検索・AIインフラとして位置づけられています。(Archimag)


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