リンディ効果とICO(暗号通貨)

 
リンディ効果とICOについての考察。
 ICOはカモである。

 なぜICOはカモか。説明するために私はリンディ効果というある種の法則を適用する。次にICO(IPO)の買い手に発生する不利益についてせつめいする。

リンディ効果

リンディ効果とは過去存在した期間の分、未来においても散在することを言う。
 ある種のマーフィの法則のようなものである。

 例文提示


  • 過去10年存続した企業は、今後10年後も存在するだろう。
  • 過去100年食べられている食材は、今後100年食べられるだろう。
  • 過去1000年やまれている本は、今後1000年後もやまれているだろう。

ICO/IPOにおける買い手不利について

 ICO/IPOにおける買い手の不利は。

  • 新規公開されるコイン・株の総量を売り手がコントロールできること。
  • コイン・株を新規公開するタイミングを売り手がコントロールできること。
  • 新規公開されるコイン・株の初値を売り手がコントロールできること。
このようにこれらの取引の買い手側はこれらの不利な条件をのまなければならない。果たして投資家は、これらの条件で利益を生み出すことができるだろうか?
 翻って考えるならば、すでに上場されている。株は、
  • 上場されている株の総量を企業はコントロールできない。
  • 売買のタイミングをコントロールできない。
  • 株の価格をコントロールできない。
上記の条件であるならば投資家は割安な銘柄を見つけ出すことが可能になるだろう。

まとめ

 ICOされたコインは過去に存在した年月が少ない。これをリンディ効果に照らし合わせると、新興コインはより早く廃れるだろう。
 暗号通貨が生まれて現在10年程度である。よって今後10年程度は存在するだろう。


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