企業マストドンのシナジー、PawooとFriends.nicoについて。おまけでPeerTubeとニコニコ動画について #マストドン

 企業マストドンのシナジー、PawooとFriends.nicoについて

 はじめに

 マストドンとは

 マストドン (Mastodon) はミニブログサービスを提供するためのフリーソフトウェア、またはこれが提供する連合型のソーシャルネットワークサービスである。「脱中央集権型」 (decentralized) のマストドンのサーバーはだれでも自由に運用する事が可能であり、利用者は通常このサーバーの一つを選んで所属するが、異なるサーバーに属する利用者間のコミュニケーションも容易である。開発者はドイツのプログラマーであるオイゲン・ロチコ (Eugen Rochko)。名前について、 GitHub で公開されている FAQ において、ロチコは「私は同名のプログレッシブバンドのファンで、そこからマストドンという動物に興味を持つようになった。この動物とマストドンという名前は大変クールであると考えた」としている。(Wikiから)

  Pawoo

 PawooはPixivの立てたインスタンス、Pixivはイラスト投稿SNSとして国内最大といえる立場にある。PawooはこのイラストSNSのコミュニティを補佐することができる。かつて行われたツイッターでのロリ絵BANによる、避難先となった経緯もある。
 Pixiv内におけるPawooのエンゲージメントはイラストのリンク共有ボタンとしても設置されている。

共有先にはツイッターもある。日本における利用者数を考えれば残当。

投稿されるのは、画像ではなくリンク。容量を考えれば仕方ない?

 このようにPixiv内においてPawooのエンゲージメントを固めようという意思がある程度あるのが見ある。Pixiv全体でそういう方針が認識されているということだろう。

  Friends.nico

 Friends.nicoはニコニコ動画を運営するドワンゴが運営するインスタンス。ニコニコ動画は動画投稿SNS。Friends.nicoの特徴はマストドン内でニコニコ動画を再生できる機能がある。


  でもこの機能使うか?取り合えずつけた感がある。


  ニコニコ動画での共有ボタンはツイッター・FB・LINEのみである「ま」とあるのは「まとめ」であってマストドンでない。(このまとめ機能いまでもどう使うか知らない)



  ニコニコ動画内にはヘッダーにマストドンの文字があるのみである。
ちなみにニコニコ静画、こちらも共有ボタンにマストドンの文字はない。

 このようにFriends.nicoはPawooと比較するとサービス全体でエンゲージメントを高めようという意識が感じられない。どこかインスタンスを立てたかっただけにもみえる。全体での意識統一が取れておらずある意味ニコニコ運営らしいということができる。


 まとめ

 これらのSNSはマストドンインスタンスを立てることよおりサービスの魅力を高めることができるポテンシャルがある。
 しかし、マストドン自体がま黎明期ということもあって、それぞれの運営がうまく扱えてないように見える。
 これからのそれぞれのインスタンスの発展を期待したい。 


 PeerTubeとニコニコ動画について

 PeerTubeとは

  WebTorrentを用いたオープンソースの分散型動画ストリーミングプラットフォーム。
PeerTubeはChocobozzz氏によってリリースされたP2P(BitTorrent)の動画ストリーミングプラットフォームであり、実装にWebTorrent及びActivityPubを用いている。
そのためMastodonや他のActivityPubベースのアプリケーションと連合をすることができ、Mastodonもバージョン2.1.0から正式にPeerTubeとの通信を可能にするアップデートが取られた。(マストドンWikiより)

 PeerTubeとニコニコ動画

  PeerTubeはいうなれば自分自身でYouTubeを運営してできるサービスとかんがえてよい。
 この手のサービスが普及したときニコニコ動画の優位性とは何だろう?かつては動画投稿サイトは貴重であり、数少ないサイトにアクセスが集中していた。しかし今後これらの投稿サイトの競争が激しくなるだろう。

 おおよそニコニコ動画の優位性は多くのユーサーが見るランキングにある。といえる。このランキングが魅力的であればユーザーを引き付けることができるがランキングが面白くなければユーサーは離れて行ってしまうだろう。
 いまニコニコ動画の勢いが減少しているのは、ひとえにこのランキングの面白くなさが原因にあるといえる。
 現在のランキングシステムは再生数やマイリス数を参考にした原始的ともいえるシステムである。このシステムは荒らしに対する耐性が存在しないといっていいほど脆弱で、もしこのようなランキングシステムを例えば検索サイトが採用していたならば速攻廃れてしまうだろう。

 ランキングシステムの歴史はSEOという名の荒らしとの戦いであったといえる。SEOが有効であればあるほど詮索サイトの魅力が失われ、ユーザーが離れてしまう、いかにSEOを廃し有用なサイトの順位を上げるか、これが検索エンジンの本懐といえよう。(googleのペイジランクなど)

 今後動画サイトが乱立する中でより魅力的な、荒らし耐性の強い、ランキングシステムを採用したサイトが出現することを期待する。

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